女は女優。目的の為なら涙は流れる
「こじらせ女子」と呼ばれる女、ねこです🐾
Q.あなたは嘘の涙を流したことがありますか?
A.私はあります。
Q.それはどんな時でしたか?
女はみな女優。
どうしてそんな言葉が生まれたのだろう。
同棲していた当時の彼氏Nくんに
隠し持っていたサブ携帯がバレて
彼は大激怒💢
テーブルには包丁が突き刺さり、
サブ携帯はバキバキに壊され、
「3日間で出ていけ」と彼は言い残し出て行った。
猶予の3日間の私の行動はこちら💁♀️⬇︎⬇︎⬇︎
別れないと決めた私は
彼が帰ってきた時のために準備をして
猶予の3日間を過ごした。
彼は絶対に帰ってくる
何故か自信があった。
猶予3日目の夜、
相変わらず同じ行動をしながら過ごしていた。
外から見える部屋は相変わらず真っ暗にしていた。
ガチャガチャ
マンションの鍵が開く音がした🗝
予想通り彼が帰ってきた。
それに気づいたが、
私は玄関に迎えには出なかった。
扉をあけて、私がまだ家にいるとわかった彼が
私のいるリビングへ入ってきた。
「3日経ったけど、何してるの?」
彼から声をかけてきた。
彼の顔はあの時とは違い、落ち着いているように見えた。
🐱「出ていけって言われたから準備してるよ」
本当は全く準備なんてしていなかったが、
私はそう答えた。
🐱「Nくんはどうして帰ってきたの?
私が出て行くまで帰って来ないと思ってた。」
本当はすぐに帰ってくると思っていたが、
私はそうは言わなかった笑
彼は服を取りに帰ってきただけだと言っていた。
それからポツポツと話し始めた。
Nくんが帰ってくるかもしれないと思って
毎日ご飯を作っていたこと🍴
この3日間ほとんど寝れなかったこと。
荷物をまとめていたらNくんとの想い出がいっぱい出てきて
リビングで思い出しながら泣いていたこと。
自分がしたことを考えたら言い訳も出来ないし、
出ていかなきゃと思っているけど、
出ていきたくない気持ちと葛藤していたこと。
事実とは少し違ったが、
猶予の3日間のことを話した。
彼は真剣な顔で私の話を聞いていた。
本当に彼を好きならそう思っただろうこと
本気で彼と付き合っていれば自然な行動
本当の私の気持ちや行動は少し違ったが
私は彼に精一杯伝えた。
女は勝負の時には女優になれるのだ。
私はその時三流女優を演じ切った。