こじらせ女子と呼ばれる女

親友から「こじらせてる」と言われた理由。嫌な女全開で語る

ブロガー 。親友でなくなるとき

 「こじらせ女子」と呼ばれる女、ねこです🐾

 

私には親友がいる。

社会人になってから出来た親友だ。

最初は遊び友達だった。

ワイワイ騒いでいつもバカをしていた。

私たちの性格は真逆だった。

そんなことは関係なく、

私たちはいつも一緒にいた。

 

そのうち私たちは歳を重ね、

お互い仕事や付き合う相手が変わり、

遊び方も変わった。

そうなると疎遠になってしまう、、

そういうことはよくあるが、

遊び友達から始まった関係の中で、

私たちはいろんなことを一緒に乗り越え、

絆が生まれ、出会った時の遊び友達とは違い、

大切な親友へと変わっていった。

 

私たちは遊び方や生活スタイルが変わっても

会う頻度や連絡の頻度、遊ぶ頻度が変わっても

お互い親友だと思い、

お互いを大切に思っていた。

性格が真逆なこともあって、

考え方の異なるところはたくさんあったが、

それはそれでお互いのいいところ。

 

私にとっては、

学生時代に築いてきたお嬢様お坊ちゃん層の友達とは違い、

自分のコンプレックスもこじらせている部分も何でも話せた。

考え方の違う親友は、

私に共感はできないことがあっても理解はしてくれていた。

いつも一緒に楽しみ、

お互いのことを自分のことのように喜び、

辛いときは支え合っていた。

私が間違っているときは

彼女なりの価値観ではっきり意見を言ってくれていた。

お互いそうやって親友として大切に思っている

そう思っていた。

今はすぐに会える距離ではないが、

私にとっては唯一無二の大切な親友。

 

そんな彼女とのすれ違いを感じたのはつい最近のこと⬇︎⬇︎⬇︎

www.kojisaseneko.work

親友のブログに自分がこんな形で登場している

その事実を知ったとき、

私は悲しい気分でいっぱいになった。

 

親友は悪気があって書いているわけではない

書かれていることが嘘というわけではない

悲しいと感じるのは私の器が小さいのだろう

 

そう思い、私は親友にも、

そのブログを見ている友達にも何も言わず、

こちらのブログに気持ちを吐き出し、

私の気持ちに終わりをつけた。

 

あれから2週間、

会わない環境ではあったが、

親友とは変わらない関係。

つい最近も私のこじらせ近況を親友へ話し、

その話を聞いた彼女はいつも通りの反応だった。

 

しばらくして

私の頭の中をある考えが過ぎる

 

もしかして今日話した話は

彼女のブログのネタになるのだろうか?

 

過去の話はともかく、

人気のある親友のブログで近況のこじらせ話をネタにされるのはやっぱり嫌かも、、

 

そう思ってその日の夜、

私は親友のブログを見てしまった。

彼女の最新のブログタイトルには、

それらしきものはなかった。

私はホッとしたε-(´∀`*)

そして、疑ってしまった自分に罪悪感を持った。

親友を信じれなかった自分は最低だ。

そう思ってブログを閉じようとしたとき、

私の目に、あるタイトルが止まった。

 

「結婚出来ない女」

 

嫌な予感がした。

 

まさかまた私のこと⁇

さすがに親友ネタでこのタイトルはないだろう。

でもたぶん私のことだ。

 

いろんな気持ちが交錯していたが、

そのブログのタイトルから、

私のことが書いてあるだろうという確信はあった。

ただ、その確信は間違っていて欲しい。

ブログを見るか見ないか、私は迷った。

どうせ嫌な思いをするなら

開かなければ良かったのに、、

私はそのタイトルのブログを開いてしまった。

 

するとそこには数年前の私の恋愛事情が書かれていた。

どこで誰と何をしていたか、

はっきりと書かれている内容が

私のことであることに間違いなかった。

そしてそこにも彼女の見解が書いてあった。

 

はっきり言わない友達(私)が悪い

そのデートにその格好はない

浮気相手に彼女の座を奪われる

1番にはなれない

幸せにはなれない

だから結婚できない

 

私はまた涙が出た。

親友は私の話を聞いていたときも

似たようなことは言っていた。

でもそれは相談している私に向けての言葉だった。

だから何を言われても良かったのだ。

それが数年経った今、

おもしろおかしく彼女のブログに綴られている。

他の友人が書いていたのならイラッとする程度だっただろう。

しかしこれは私の1番大切な親友の言葉。

それがどうしようもなく、悲しくなった。

 

あのとき話を聞いてくれて、

一緒に泣いてくれたあの時間はなんだったのか?

もう過去のことだからいいのか?

私はそのブログの読者ぢゃないからいいの?

私はいつから親友ぢゃなくなったの?

 

いい大人がそんなことを考えて泣いた。

 

このまま何も言わずに

これからも変わらず付き合っていけるのか?

今までのように何でも話せる関係でいれるのか?

私がブログを見なければこのまま続けていけるのか?

 

そんなことをぐるぐると考えては涙がでた。

そして私は彼女のブログに書かれていた言葉を思い出した。

 

はっきり言わない友達が悪い

 

私はこうやって今も何も言わない選択をしようとしている。

それは私なりに相手を大切に想っていることからの行動だったが、

彼女にとっては違うのだ。

こんなとき、彼女ならどうするのだろう。

他の友人たちならどうするのだろう。

 

そんなことを考え始めた。

そして気づいた。

彼女に悪気がないことはわかっている。

ブログを見ている友人が同じことをされても

こんな気持ちにはならないのかもしれない。

その友人たちなら、

おもしろく書いてくれてるぢゃん♪爆笑

そんな感じで笑い飛ばすのかもしれない。

 

私は確かに悲しい気持ちにはなっている。

でもこうやってくよくよする本当の理由は、

私が未だに結婚せずにこじらせている、

このコンプレックスの気持ちが

悲しい気持ちにさせているのかもしれない。

私が今結婚をしていて、

そんな過去のことを気にするような環境でなければ

私も他の友人たちのように軽く笑い飛ばすことができたのかもしれない。

私は自分の今のコンプレックスに蓋をして、

親友が私のことを記事にした事実だけに悲しい気持ちを転換させてしまっているだけではないのか?

私はただ人のせいにして、

自分から勝手に親友をなくしてしまっているのではないか?

 

一日くよくよした結果、

私はそう思うようになった。

 

今までの私ならこの気持ちを彼女に伝えることはなかっただろう。

それは考え方の違いで、

何も言わない方がうまくいくと思っていたから。

何か言った方がよくない方向へ進むことがあるから。

 

でも彼女のブログで言われていた通り、

はっきり言わないからダメなこともある。

それがもし悪い方向へ進んだとしても、

何も言わずにくよくよするよりはマシなのかもしれない。

本当の親友ならそういうこともはっきり言えるのではないか。

だから私は今回親友に伝えてみようと思う。

何をどう伝えたいかはわからない。

でも、ブログを読んで悲しい気持ちになったことは伝えてみよう。

彼女とこれからも親友でいるために。