こじらせ女子と呼ばれる女

親友から「こじらせてる」と言われた理由。嫌な女全開で語る

彼氏との別れを考え始めるとき

こんばんは🌇

「こじらせ女子」と呼ばれる女、ねこです🐾

 

Q.彼氏と別れたいと思ったことはありますか?

A.私はあります。

Q.それはどんな時ですか?

 

彼氏がこっそり私の携帯を見ている📱

普通はそんなこと、想像していない。

想像していないことが、

想像していないタイミングで起こると

人は冷静になるのかもしれない。

私は彼が変わっていくのを見て、

感情的になることはなく、

日に日に冷静に別れるため、事を運ぶようになっていった。

 

そのきっかけになったのがこの携帯を見ていた彼の行動。

彼が私の携帯を見ているのを初めて目撃した時、

真っ暗な部屋の中、液晶の光で青白く光る彼の顔。

真剣に携帯を隅々までチェックしているだろう視線。

思い出しただけでゾッとする。

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翌朝起きるといつも通りの優しい彼がいた。

朝ごはんを作ってくれ、優しく私を送り出してくれた。

私の携帯には、彼が見れば良い気はしないであろうことがたくさんあった。

しかし彼は私を問い詰めることもなく、いつも通り優しかった。

その彼を見て、私も昨日見たことは何も言わなかった。

昨日の夜見た、あのゾッとする光景は夢だったのか?

そう思えるほどだった。

 

その日の夜、私は前日のこともあり、携帯をジャケットに入れたまま寝ることにした。

もちろん彼にそのことは言わなかった。

その日の夜中、私はまた目が覚めた。

隣を見ると横に寝てるはずの彼は、またいなかった。

もしや、、、

私が恐る恐る隣の部屋を覗くと

彼はクローゼット前に立っていた。

私の携帯が入っているジャケットを直していたクローゼットだった。

クローゼット前の彼の横顔は昨日同様、

真っ暗の中、青白く光っていた。

手には私の携帯📱

真剣な眼差しで私の携帯をチェックしていた。

昨日見た光景は夢ではなかった。

怖くなった私はまた、何も言うことなく彼に背を向けた。

 

その翌朝も彼はいつも通りに優しかった。

その優しさがさらに私の恐怖を増していった。

今夜も彼は私の携帯を見るだろう、、、

そう思った私はセキュリティロックの暗所番号を変えた。

 

その日の夜、予想通り、彼は私の携帯を見に行った。

しかし、昨日までのロックでは開かない私の携帯。

彼は何度もロック解除を試みているように見えた。

その彼の顔が、その日も青白く光っていた。

その彼の表情を見るたびに、私は恐怖を感じていた。

 

この人、いつからこんなことをしていたんだろう。

何のために毎日携帯を見ているのだろう。

浮気の証拠を見つけるため?

浮気をしていないか確かめるため?

見つけた時何がしたいのか。

見つけているだろう今、なぜ何も言わないのか。

 

自分の浮気とも取れる行動は棚に上げ、

ただただ、疑問と恐怖心が募り、理解できない彼の行動に別れを考えるようになっていた。

 

彼氏彼女の携帯は隠れて見るものではない。

見ている人の姿を見たことがあればわかる。

あの時の表情は、言葉では言い表せない恐ろしさがある。

私はあの時に誓った。

何があっても私は人の携帯をこっそり見ることはしない。

もし見てしまったら、彼と同じ恐ろしい顔になっているだろう。

 

何年も経った今でも、あの時の彼の表情はトラウマとなり、

今でも夢に見ることがある。

その夢でも私はゾッとして目が覚める。

目が覚めた後は隣を確認してしまう。

その時に今の彼氏が横に寝ていれば、

Nくんと勘違いして絶叫することもある。

Nくんではないとわかっても、

恐怖で息が上がり、安心感からか涙が出る。

大げさだと思うかもしれないが、

この時から彼の行動は私にトラウマを与えていった。