男の涙の理由は女にはわからない
「こじらせ女子」と呼ばれる女、ねこです🐾
「男泣き」とか「涙は女の武器」
などと言われるように、
男女で涙のイメージは異なる。
私は新型コロナウイルスが流行し始めてから、
初めて同棲中の歳下彼氏Pくんに
不満をフツフツと育ててきた🔥
このままでは一緒にいられなくなるのは時間の問題だ
と感じ始め、自分の気持ちは決まらぬまま、
やっと話し合いを始めた。
まずはPくんに私への不満を聞いてみたが、
一生懸命考えて出してきたPくんからの不満は
私からすれば小さな小さな不満だった。
2人の関係を見直すような出来事ではなかった。
こんなに一緒にいても何も思っていないんだ。
私に比べて本当に心が広い🙄
と思いつつ。
このPくんの軽い不満に対して
私の大きな不満を話す番になった📣
まずはマスクの件から。
これ自体は私にとって小さな不満だったが、
大きな不満に繋がる出来事。
世間の状況と物の価値
に繋がる価値観を理解して欲しかった。
その旨を伝えると、
🐥、、、(わかった)
みたいな顔をしていた。
改まった割には想像外の議題。
Pくん的には身構えたにしては
大したことのない話だったのだろう。
気まずいが
思っていたより重たい話ではなかったε-(´∀`*)
という雰囲気が感じ取れた。
そんな中、お次は私の気持ち面での議題へ📣
(⬆︎議題になっちゃった🙄笑)
先日起こったカギ騒動事件だ🔑
Pくんの行動からは思いやりを全く感じず、
私にはあり得ない事件だった。
1度すぐに気持ちを軽く話してみたが、
Pくんには伝わらず🌀
今回再度申し立てへ😡
気持ちは長々と過去のブログに書いてあるので割愛。
つまりは
心配しないとかあり得ない‼︎
彼氏としての思いやりも全く感じなかった‼︎
という内容を私はさらに詳しくぶつけた😡
しかしPくんにはやはりこの感覚は伝わらなかったのだろう。
🐥それは、、、
価値観の違いかもしれない、、、
と、返ってきた。
🐱カチーン💢
とりあえず聞く👂
🐥俺の実家では鍵をかけないのは普通だし、
近所の人が勝手に入ってくるのも普通だから
そんな大したことだと思ってなかった、、、
けど、そんなに怖いと思ってたのに
気付けなくてごめん。
(そんなに引きずってるなんて。びっくり。
そんなに気にしてたならごめん。)
私にはそんな風に聞こえた言葉だった。
⬆︎卑屈に聞こえるかもしれないが、
私が本気で訴えた気持ちは
Pくんに半分も伝わっていないのだろう
と感じさせた反応だった。
🐱そっか。
価値観の違いかもしれないね。
でも私はあのとき、
あなたともう一緒にはいられないって思ったよ。
🐥😨😨😨😨😨
私の言ったこの一言が今までの空気を変えた。
Pくんはその言葉で
やっと今の状況が飲み込めたようだった。
🐥(えっまさか別れ話😨⁈)
という顔色に変わっていくのが目に見えてわかった。
私は続けた。
🐱Pくんは優しいよ。すごく愛情も感じてた。
でも私が求めてる思いやりとは違うんだと思った。
あのときPくんが仕事ぢゃなかったら、
私はあの日にあなたを追い出してたよ。
別れ話とも取れる私の言葉に、
Pくんの態度は一変した。
びっくりした大きな目にはみるみるうちに涙が溜まり、
🐥ねこちゃんの気持ちに気づかなくてごめん、、、
その言葉と同時に涙がぽろっと頬をつたう(/ _ ; )
🐥俺は彼氏としてねこちゃんに寄り添うことができてなかった、、、
そしてまた涙がぽろっと流れる😢
🐥本当にあのときねこちゃんのこと、
どうでもいいなんて思ってなかったんだよ。
でも俺はねこちゃんがそんなに怖がってたなんてわかってなかった。
怖い思いさせてしまって本当にごめん😢
どうして気づかなかったんだ😢
言葉が出るたびにならPくんの大きな目からは涙がぽろぽろと流れた。
この涙は一体なんの涙だったのだろうか。
別れ話をされているという驚きからの涙なのか。
私の気持ちに初めて気づいて
悪いことをしたという気持ちからの涙だったのだろうか。
別れることになるという後悔の涙なのか。
驚き、悲しみ、後悔、、、
いろんな理由が混ざっていたかもしれない。
Pくんは泣きながら何度も謝った。
その姿を見て、
Pくんが本当に悪気がない行動だったということは
私に伝わった。
(⬆︎元々悪気があるとは思ってはいなかったが。)
でも悪気がないからこそ、
この価値観を近づけるのは難しい。
その都度伝えていかなくてはいけない。
これから先の私たちにその意味はあるのか?
このあと、
私は何をPくんに伝えていけばいいのだろうか?
別れるのではなく前向きに話を進めるのか?
今の私にそんな優しさがあるのだろうか?
目の前にいる私は、
この涙の意味がわからず、
この涙に心が動かされることはなかった。
むしろ話すうちに
さらに自分がどうしたいのかわからなくなった。
話し合うには遅いほど
私は不満を育ててしまっていたのかもしれない
とそのとき感じていた。
涙の止まらないPくんをただ冷静に見ながら、
私はそのときの自分の感情に向き合っていた。
そして思ったことを思った通りに
このあとも言葉にしていった。
男の涙の理由は女にはわからない。
改めてそう感じた。
泣きながら謝るPくんが何を思っているのか、
私にはわからなかった。