こじらせ女子と呼ばれる女

親友から「こじらせてる」と言われた理由。嫌な女全開で語る

死を目前にして、家族がすべき選択肢〜新型コロナウイルスでなけば〜

「こじらせ女子」と呼ばれる女、ねこです🐾

 

新型コロナウイルスは世界中で猛威を振っている。

自粛の緩和も始まりつつあるが、

私の生活ではまだまだ新型コロナウイルスの影響が終わりそうにない。

 

私自身の話だと、

新型コロナウイルスの自粛に伴い、

同棲中の彼氏Pくんとの価値観の差が浮き彫りになり、

「別れ」がチラついたが、

向き合う機会だと捉え、

自分自身もがく半年を選んだ。

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そして私の家族の話でいうと、

介護中の父の体調悪化により、

新型コロナウイルスの猛威の中病院へ行けば、

どういう対応を受けるのかを身をもって体験した。

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最近私は少しこのブログをお休みしていた。

理由は父のさらなる体調の悪化。

GW中に体調が悪化したものの回復し、

自宅療養していたのだが、

数日後またしても母からただならぬ連絡が来た📱

連絡が来たのはまたしても診療時間外💧

先日の救急外来の対応のこともあり、

私は病院へ連れて行くのを躊躇った。

しかし、再度実家に帰り、実際父の様子を見て、

そんなことは言ってられない状況だと認識した。

父は目に見えてこの前よりも体調が悪そうだった。

 

すぐに病院に連れて行かなくては‼️

 

私はまた例の病院へ救急で診て欲しいと連絡した📱

病院からは「3時間後に来て欲しい」と言われた。

そんなに待っていても大丈夫か⁉️

と思いながらも、

とりあえず病院の近くで待機しようと

父を家から車に移す準備に取りかかった。

 

が、数日前に比べても明らかに父の状態は悪く、

立てないどころか、

私や母がいくら支えて運び出そうとしても、

ゴールは見えない😭

父を部屋から玄関まで運び出すだけで1時間以上かかった。

その間、相当うるさかったのだろう💧

ご近所の方々が家の前に集まり出した、、、

 

そこに集まってくれたご近所の方々の助けを借り、

5人がかりで父を車まで運んだ。

今思えば、これは救急車レベルだっただろう。

父と母を車に乗せ、ご近所の方々からも見送られ、

私は病院へ車を走らせた🚗

 

病院に着いたのは結局、言われた通りの時間。

車から病院のエントランスまで、

とてもではないが私たちだけで運び出せる状態ではなかった。

看護師さんに状況を説明し、車まで来てもらうと、

看護師さんも想像以上だったのだろう。

ドクターや警備の方々を呼んでもらい、

ここでも色んな人に助けれ、

父は病院内に入ることができた🏥

(先日の失礼な看護師さんはいなかったε-(´∀`*))

 

病院に入るとすぐに父はストレッチャーで1人、

処置室に入って行った。

私と母は廊下の椅子に座って検査が終わるのを待った。

 

数時間が経ち、ドクターに呼ばれた。

呼ばれたのは私だけ。

こういうときに選ばれるのはいつも私だ。

(誰から見ても母はおっとりとした頼りない感じ💧)

大切な話のときはいつも名指しで私が選ばれる。

つまり、ここで私が選ばれたということは、

父の状態は深刻だということだと私は覚悟を決め、

ドクターの待つ診察室へ入った。

 

「今からお父さんは緊急入院をしてもらいます。

状況は極めて危険です。」

 

🐱(あぁ、、、やっぱり。)

 

私はそう思った。

ドクターからの説明はこうだった。

 

今自力で生きていられるギリギリのところだということ。

この状態ではいつ死んでもおかしくないということ。

おそらく今治療をしなければ1週間はもたないだろうこと。

入院すれば今すぐ治療は始められるが、

治療の点滴さえも体が耐えられるかどうかわからない状態だということ。

なので点滴を開始すれば、開始直後に状態が悪化して、

1時間後にでも死んでしまうかもしれないリスクがあるということ。

そしてそのリスクが極めて高いこと。

医師としては最善の努力をするので入院を勧めるが、

低い希望にかけて入院させるかどうかは、

今、決めて欲しい。

 

このようなことを言われた。

覚悟はしていたが、

私もここまで悪いとは想像していなかった。

この話を聞いて、

私は回復する確率が低くても、

入院して病院で治療してもらうことを選んだ。

 

すると、ドクターは今入院するメリットとデメリットの説明をさらに続けた。

 

もちろん入院をした方がいいが、

今は新型コロナウイルス対策のため、

一切の面会ができない状態だということ。

今、入院すると決まれば、

次会えるのは退院するとき。

状態が急変すれば家族には連絡するが、

ドラマで見るようなベッド際で声かけはできない。

処置が終わるまでは病棟外で待機。

つまり、回復して無事退院できたときは父にまた会えるが、

急変したときには生きている父に会えるのはこれが最後だとということだった。

 

それに加え、

父は少しボケているようなところもあった。

施設にいるときは母が毎日会いに行き、

実家に帰ってきてからはもちろん母と父はずっと一緒にいた。

それがあったからかどうかはわからないが、

父は人の認識はでき、会話はしっかりできていた。

それが、新型コロナウイルス対策で

面会は禁じられているため、

会えるのは治療にあたってくれている見知らぬ医療従事者のみ。

もし、無事に体を回復させることができたとしても、

退院するときには私たちの認識ができる状態で退院できる確率もまた低いと言われた。

 

新型コロナウイルス対策の影響はまだあった。

面会禁止と共に、基本ベッドの上の生活になるということ。

通常であればある程度回復すれば、

リハビリで病棟内を歩いたり、

病室内でもリハビリを行なったりもするが、

人と人の接触を最低限にするために今は行えないとのこと。

足の悪い父がベッドの上の生活をすれば、

数日で一生歩けなくなる可能性も高いと言われた。

新型コロナウイルスの影響で人でも足りず、

検査やオペも制限しているので、

検査するだけでも、

今までのようにスムーズにはいかないらしい。

 

治療しなければ死ぬ

治療してもすぐ死ぬかもしれない

そのときは死に際には会えない

もし回復しても、

もう今のように話すことはできないかもしれないし、

一生寝たきりの生活かもしれない

新型コロナウイルスの中、

入院して回復して退院するということは、

今までの状況に回復して退院することが極めて難しいということ。

これが生きている父と会える最後かもしれないこと。

 

そして最後に、

「延命処置をする場合、

どこまで延命処置を希望されるかどうかも

ご家族で話し合ってください。

植物状態でも延命処置を希望されるかどうかも含めて考えておいて下さい。

遠い未来の話ではないので、次回またお伺いします。」

と言われた。

 

父を入院させる

 

この答えを私は変える気はなかった。

が、こんな大切なことを私1人で決めていいのか?

父や母の意見もちゃんと聞かなくてはいけない。

でも、納得できる話し合いをする時間はない。

話し合えば何日経っても答えは出ないだろう。

(⬆︎私以外はそういう性格💧)

答えは早急に求められている。

私の選択で父の命が決まってしまう。

 

重たい選択肢が私の肩にどんとのしかかった。

そして私は1度診察室から外に出た。

 

私はそのとき、涙も出なかった。

気持ちは途方もなく、

泣きたい気分だったと思うが、

泣いている暇などなかった。

私がしっかりしなければ、

父の未来はさらに限られてしまう。

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ただ私の心の中では、

 

父の状態が悪くても、

今、新型コロナウイルスでなければ、

父にとって、もっといい治療の選択があったのに

 

と強く思った。

 

ネガティブなブログは控えようと思っていた矢先だったのに🙏

少し気分も落ち着いてきたので、

父の容体を見ながらブログを復活させていきたいと思います☺️

先週はなかなか皆様のブログに訪問できませんでしたが、少しずつ覗きに行かせてもらいますね♪

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