こじらせ女子と呼ばれる女

親友から「こじらせてる」と言われた理由。嫌な女全開で語る

さよならの前に〜終わりが怖いなら始めなければいい〜

いくつになっても恋愛が終わるときは辛い。

でも20代で恋愛が終わるときと

30代で恋愛が終わるときとでは

30代の方が何倍もしんどい。

 

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私には一回りほど歳下彼氏Pくんがいた🐥

結婚なんて元々考えていなかった。

結婚をしないと決めたから

付き合ったという方が正しい🙆‍♀️

 

結婚はしなくともパートナーはいた方がいい。

ただ頼らず一人で生きていく。

私がそんな気持ちだったから

歳の差なんて気にせず

体当たりで必死に頑張ってくれた

色ボケした家出少年を大切にしたいと思った。

(⬆︎ひどい言い方🙄笑)

 

Pくんに対しては今まで拘っていた

先のことやお金のこと、肩書などは関係なかった。

 

ただ純粋に私と一緒にいたい

ただ本気で私のことを好きでいてくれる存在

 

こんなに私のことを好きでいてくれた人が

過去の彼氏たちにいただろうか?

と思わせてくれるほど

Pくんは私に一生懸命でいてくれた☺️

(もちろん私は誰でもいいわけではなかった。)

 

それだけで良かったのに、

時が経ち、私たちの関係は変わってしまった。

Pくんの愛情は変わらなかったが、

夢や自分に対する甘えが目立ち、

私はそれに苛立った。

しないと思っていた

結婚や出産が目の前をチラつき、

私には別れが目前に来ていた。

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話し合ってみてPくんの本心を聞き、

私の気持ちは大きく変わった。

苛立ちは消え去り、自分への反省が大きくなった。

いろんな感情が交錯したが、

やっぱり私たちは別れた方がいいと思った。

別れを選んだことでスッキリし、

Pくんが旅立つ日までの限られた時間を

有意義なものにしよう‼️

と思った。

この気持ちに変わりはないのに、

時が経つと私にはスッキリ感とは違うが生まれた🥚 

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人生で味わう初めての感情だった🌀

重たい気持ちと疑問。

不仲だった頃にできなかったことが、

何故か今はできる自分。

1人片付いた部屋で憂鬱な気持ちで寝た😪

 

早朝仕事からPくんが帰ってきた🏠

いつものように寝ている私に近づき、

ただいまの挨拶をしたのに気がついた。

そして私の頭を撫でながら泣いているのを感じた。

 

不仲になった頃、

寝ていた私はPくんが近づいてくると

「ねーむーい‼︎」

と邪険に扱っていた。

そんな私を見て、

Pくんは悲しそうにしていたことにも気づいていた。

でもあのときの私は優しくできなかった。

小さい人間だった。

 

でも別れてからは違った。

 

🐱おかえりなさい☺️お疲れ様。

 

寝ぼけながらも以前のように声をかけると

Pくんは急いでお風呂に入っていった🛁

半分寝ながら私はPくんが出てくるのを待った。

お風呂から上がってきたPくんの目は真っ赤だった。

泣いていたのだとわかった。

 

🐱今日はどうだった?

 

苛立つことなく、

私は穏やかな気持ちで

Pくんのその日あったことを聞くことができた。

Pくんも以前のように

その日あったことを話してくれた📣

そしてPくんは隣で控えめに

いつものYouTubeSNSタイムが始まった📱

 

私はこの音にかなりの苛立ちをいつも感じていた。

私は朝早いんだよ💢なんでわかってくれないの💢

そんな顔で邪険に扱い、

それに気づいたPくんが

寂しそうにしていたのを知っていた。

Pくんはただ私と一緒に見たかっただけなのに

そのことをわかっていても

私はそういう時間を避けるようになっていた。

(早朝だけではなく🙅‍♀️夜中はやっぱり寝たい)

 

そんな苛立つ習慣でさえ、

この日からは穏やかな気持ちだった😌

半分寝ながら、一緒にYouTubeを見て笑った。

そんな私を見てPくんは楽しそうにしていた。

そのまま1人私は寝てしまい、朝を迎えた😪

 

いつものようにPくんは

私のお見送りをするためにそのまま起きていた☀️

最近は私の苛立ちが伝わり、

SNSの話をしたくてもしづらいそうに

Pくんは声をかけたくてもかけづらい

寂しそうな顔をしていた。

でもこの日からは違った。

 

🐥ねこちゃん見てみてー‼️

この動画面白いんだよー‼️

 

🐱どんなの⁇

 

正直、興味はない🙄

が、朝の時間に追われることなく、

そういう時間も一緒に過ごし、

いつもと同じように私が見えなくなるまで

Pくんは手を振ってお見送りをしてくれた👋

 

そんな日を繰り返しながら、

私にはまた新たな感情が生まれてきた🥚

 

Pくんの迷いに

どうして気づいてあげれなかったんだろう?

もっとお互いの良い過ごし方をできなかったのかな?

もっともっとできることはあったのに、

どうして私はイライラしてばかりで

何もしようとしなかったんだろう?

 

自分だけが大変

自分だけが養ってて

自分だけが家事をしてる

自分だけが結婚や出産を諦めないといけないかもしれない

 

いつから私は

自分だけのことしか

考えることができなくなってたんだろう、、、

 

Pくんはいつも私を見てくれてたのに、

私がイライラしててもひっつき虫をしてたのに、

それを邪険に扱ってばかりだった、、、

 

PくんがYouTubeを撮らずにイライラしたのだって

私ならできる‼︎

って私目線ばっかり。

Pくんならどうしたらできるのかって

一緒に考えてあげることができなかった、、、

 

自分の気持ちと向き合うために

婚活もしてみたけど、

あれがまた結婚とか自分を惑わせてしまったのかな、、、

 

私って自分自分で

全然Pくんのこと考えてなかった、、、

どうしてできなくなっちゃったんだろう、、、

 

ずっと一緒にいたい、、、

この気持ちを大切に過ごしてたら

結婚とか先のことは元々考えてなかったんだし

これからだって、東京(架空)に行ったって、

ついて行きたい‼︎

って純粋に思えたかもしれないのに、、、

 

私がもう少し大人の心があれば、

ああやって不仲になることもなかったのに、、、

 

どうしてできなかったんだろう、、、

 

結局行き着くところは自分自分の考え💧

そんなことが頭の中をグルングルンと駆け巡り、

何度も涙が出そうになった。

 

あの日話したことは嘘じゃない。

言いたいことはちゃんと伝えた📣

 

でもマロニーさん(id:marondiary) が助言してくれたように

本当に素直な気持ちを話せたのかな?

私はいいお姉さんになって

正しいことをしている

と本当の気持ちに蓋をしたのではないか?

 

別れようと思ってた。

でもそれは話せば解決できたことだったんじゃないか?

Pくんの迷いを聞いて

私もついて行きたい‼︎

って本当は言いたかったんじゃないか?

結婚はないのはわかってたけど、

わかってたじゃなくて、

わかってるけど考えてみてほしい

って言いたかったんじゃないか?

 

先のことが不安で

それに負けてしまっただけ?

自分の不安をPくんのせいにしてしまっただけじゃないか?

不安だけど一緒にいたい

って本当は言いたかったんじゃないか?

 

別れたら良い思い出しか思い出さない

とかよく言うけど、

今までの私ならそんなことはなかった。

悪いことはしっかり覚えている😑

この人はこう言う人だから無理🙅‍♀️

と完結していたから。

 

そんな私でも今回だけはなぜか違う。

これは後悔なのか?

私がこういう感情を持ってしまえば

この生活は2人にとって

辛くてしんどいものになってしまう。

だからこのどうしようもない気持ちには蓋をして

当初通り、限られた時間はできることをして、

Pくんが旅立つ日を笑顔で送り出してあげようと思った。

 


AAA / 「さよならの前に」Music Video

これもかなり昔の曲。

AAA好きな私だが、

この曲の歌詞がどうしても気に食わなくて

あまり好きではなかった。

この2人はどうして頑張らないの⁈

何故今諦める⁈

好きなら今やれることを精一杯やってみろ‼︎

そうツッコミを1人入れながら

Pくんとよく聞いていた笑

 

今になってみると、

以前とは違うように聞こえる。

好きだけでは

どうしようもできないときもある。

聞きながら、

頑張れよ‼︎といつも思っていたが、

頑張ってはいけないときもある。

でも

終わりが怖いなら始めなければいい

とは私はやっぱり思わない。

終わってしまっても

一緒にいて良かったと思いたい。

少し泣きそうになった。

 

最後まで大人として見守ってあげる自分。

それが30代の私のためにも

Pくんにできる最後のこと。

そう私は思っていた。