壁のありすぎる2人〜気持ちだけでは乗り越えられない現実〜
「こじらせ女子」と呼ばれる女、ねこです🐾
人生にはいくつもの壁がある。
しかし乗り越えられない壁などない。
神様は乗り越えられない試練は与えないから。
しかし
運命の人とは明るい未来にスムーズに導かれる
というのもよくある運命論。
世間からは理解しがたい関係だろうが、
別れてからも未だ同居しているPくんと私🐥🐱
一回りほど歳下の彼には昔からの夢がある✨
その夢に一直線に向かう途中で
私たちは出会い、
Pくんは夢に向かう道を修正した。
修正した道がYouTuber📱
夢への資金をYouTuberになって稼ぐ‼️
これがPくんの新しい道となった。
そしてこれが別れの原因にもなった。
Pくんの幼なじみのQくん🚹
この男が私たちの別れたキーパーソン。
現在一人暮らし、無職、貯金0、1000万の借金あり。
🚹会社の社畜なんて辞めて
2人でYouTuberになって稼ごうぜ‼️
1度目は誘っておいて勝手に離脱🌀
そして私がPくんと再び歩み出したい
と話そうと思ったその日に
再登場し2度目の誘い、、、
私たちの行く末にどうも関わる男🙄
2度目の今回誘われ時のPくんは
少し渋っていたように見えた。
しかし、
一緒にいたいという私の気持ちとは裏腹に
私がプッシュしてしまったのだろう😑
PくんはQくんと連絡を取り合ううちに
2人YouTube案は決定し、
楽しそうにいつも電話をしていた📱
ある日も私が仕事から帰宅すると、
PくんはQくんと楽しそうに電話をしていた📱
2人がどこで始めるのかを相談していたようだった。
電話から聞こえてくる地名は
私たちの家から通える地域の地名ばかり🗾
Qくんがこちらに来るという方向で
話が進んでいるのはすぐに分かった💡
問題はPくんだ🐥
現状私たちは別れたままの同居状態。
お互いまだ気持ちはある。
私が「一緒にいたい」と話して
合意を得られれば同棲は続けることはできる。
得られなければPくんは出ていくだろう。
(聞いてないけど🙄)
合意が得られなければそれが正しい道。
1度目の2人YouTube案は
Pくんが元々目指していた東京(架空)へ旅立つ。
私たちに遠距離という選択肢はない。
だから別れを決めた。
でも今回は違うパターンになっている。
Qくんがこちらに来て、
仮に私たちがもう1度やり直した場合、
私たちはそのまま同棲し、
Qくんが一人暮らしパターン🏠
または
私が一人暮らしでQ &Pくんが同居パターン🏠
新たな選択肢が生まれた🥚
そこでふと私には新たな疑問も生まれた🥚
無職、貯金0、借金1000万のQくんが
家を借りることができるのか🙄⁉️
借金に私は詳しくないし、
Qくんがブラックなのかはわからない。
でも少なくとも、普通の人のように
家を契約するのは難しいのではないか🙄
そこでPくんに聞いてみた👂
🐱今の家ってQくんの名義なの?
🐥そうだよ!
🐱保証人は親がなってくれたの?
🐥そう!就職するときに借りてるから!
🐱Qくんが仕事辞めたことパパは知ってるの?
YouTubeするためにこっちに引越してくるって
パパに言ったのかな?
借金があること知ってるの?
保証人にはなってくれるの?
質問責めだった(⌒-⌒; )
PくんがQくんに確認したところ、
Qくんパパは仕事を辞めたことは知っていたε-(´∀`*)
でもその他は報告していなかった。
Qくん曰く、
Pくんと一緒にやって行きたいと言えば、
保証人にはなってくれるはず‼️
という希望的観測の返答のみ。
(PくんはQくんパパからも信頼が厚かった)
そこで私は追い討ちをかけるようなことを言ってしまった📣
🐱今の家は学生だったし就職先があったから
借りれたと思うんだけど、、、
今Qくん名義で家って借りれるのかな?
🐥たしかに、、、
🐱ちなみに今の家って家賃いくらなの?
🐥3万円だって。
🐱(๑°ㅁ°๑)‼
もしかして次もそれくらいで探してるの?
🐥多分そうじゃないかな?
今の家でも支払いキツいと思うし。
だから俺が一人暮らししてたら
そこでって思ってたんだと思う。
🐱予算3万円じゃ、、、
ここらへんでは借りれるところないと思うよ、、、
一人暮らしの家にしたって
この都会のど真ん中でその予算では
家など到底借りることなんてできない💧
破格の安さに私は驚きを隠せなかった💧
🐥確かにそうだよね、、、
ちょっと離れてもないかな⁇
不動産職でなくとも
ちょっと離れるどころでは絶対にないと言い切れる。
それこそTVで見たことがあるような
ボロボロのアパートを見つければ話は別だが、
そんなところも数は少ないだろう。
Qくんがここで一人暮らしをする計画は
かなりの高い確率で無理だと私は確信した。
Pくんも話しているうちに
それは理解したようだった。
そしてPくんの問題も同時に浮上する🚤
🐥俺の名義で家を借りるのも多分無理だよね⁇
2人で契約すれば借りられないかな?
この言葉の意味はこれだ。
実はPくんにも10代の頃に借りた返済がある💸
もうすぐその返済は終わるため
残っている額は少ないが、
私と出会う前は滞納したりしたこともあってか
私の知っている限り、
Pくんは私と出会ってから
カードの審査に通っていない💳
私が予測するに、
Pくんは現状まだ本人名義で家は借りれないだろう。
だからPくんもQくん同様、
本人名義では家は恐らく借りられない。
でもこのときの私の問題はそこではなかった。
いや、これも大きな問題かもしれないが🙄
私にとってはPくんの返済額など小さく、
若気の至りなのだと思っていた。
Pくんの額くらいは私が一括返済することだって可能。
(しないけどね💧Qくんの額は無理💧)
だからPくんのお金の問題はさておき。
🐱どうだろう、、、
Pくん家族に保証人になってもらうつもりないよね?
もしQくんにって思ってるなら、
このあたりで男2人同居でって
なかなか数は少ないんじゃないかな、、、
家賃的にも、、、
Pくんの「俺の名義で」の意味を私は聞かなかった。
もしかしたら名義だけPくんで
と考えていたのかもしれないけれど、
(契約違反だけどね🙄仮にの話)
この話をしていて、
Pくんは今のように私との生活ではなく、
Qくんとの生活をメインに考えていることが
言葉から伝わってきた。
元々東京に行きたかったのだから
考えてみればそうだろう。
でもそれは新しい土地だから諦めもつくが、
Pくんのバイト先は私の家から目と鼻の先。
近くにいるのに選択肢から遠ざかっている私。
やっと不安でも一緒にいたい
と思ったこのタイミングなのに、
それがなんとも切なく思えた😞
一緒に住まなくても近くにいるなら
お互い気持ちが同じであれば
付き合っていくことはできる。
でも私たちは違う。
Pくんの性格を考えれば、
YouTubeにまっしぐらになったとき
私たちは一緒にいなければ終わりを迎える。
それは今でも容易に想像がついた。
そのとき私はどうなのだろう?
ただでさえ結婚の「け」の字もない私たち。
今一緒にいたい気持ちだけで突き進んでも
先は長くないかもしれない。
それでも不確定な未来に負けずに
一緒にいたいと私は思ったが、
この状態はさらに不安が増すばかり。
まだQくんとは動き出そうとしているだけ。
QくんがPくんへ学生時代からの気持ちを伝えたように
私も今の気持ちを伝えれば
もしかしたら未来は変わるかもしれない。
思いが強い方が勝つ。
今ならまだ間に合うかもしれない。
そんなことを考えているとき、
少し古いがあいみょん「裸の心」が流れた。
【Aimyon】CDTV あいみょん - 「裸の心」 Hadaka No Kokoro
Pくんと別れてから、
私は1人この曲で何度も泣いた。
まるで今の自分のような気がしていたから。
私がこの曲が好きだと勘違いしたPくんは
家でこの曲をよく流すようになっていた。
このタイミングでこの曲が流れたとき、
私の中でぷつんと何かが切れたような気がした。
私とPくんにはいろんな壁がありすぎる。
多分一緒にいる相手ではないのだろう。
それでもまだ気持ちがある間だけでも
ほんの少しだけでも一緒にいたい
と思ってしまうのは
正しい道を踏み外しているのだろうか。
わかっているのに諦め切れず、
諦め切れていないのに行動もできず、
心の中では諦めている自分もいる。
そう思いながらこの曲を聞いて、
私は隠れて1人、久しぶりに号泣した。
そんな私に気づいたPくんは
🐥ねこちゃん泣いてるの⁈
と急いで私のそばに飛んできて、
いつものように私を抱きしめる。
私が泣いている本当の理由は
恐らくPくんはわかっていない。
でも私が泣いているのを見て、
私を抱きしめながらPくんも一緒に泣いた。
いつも一緒に泣いてくれるPくん。
私が泣いているからと
私以上に泣いてくれるPくん。
別れる前と変わらない心優しいPくんがいた。