彼氏の背中を押してあげること〜何かを得るためには何かを捨てなければならない〜
「こじらせ女子」と呼ばれる女、ねこです🐾
人生にはいくつもの選択肢がある。
どの選択肢を選ぶかは自分次第。
選択するとき、人はよく言う。
「何かを得るためには
何かを捨てなければいけない」
どうして両方得るという選択肢がないのか⁈
私には一回りほど歳下の彼氏Pくんがいる🐥
Pくんも出会ったときからよく言っていた。
「何かを得るためには
犠牲にしないといけないことが多いよね。
それが夢を叶えるための道だもんね。」
私にはこの考え方は理解しがたいところ。
もちろん、普通なら自由にできるものを
我慢しないといけないこともあるだろう。
でも何かを得るためには犠牲が必要って
キャパ狭すぎじゃない⁉️
私なら
「自分がどうしても得たいものがあるなら
必要ないもの、無駄なものは削り、
本当に大切にしたいものだけを守っていく。
守るべきものがあるからこそ、
1人では諦めてしまいそうなことも頑張れるから。」
と考えてしまうのは、
やはりメンタルが強いから🙄⁉️
自分ならやっていけるという自信家だから🙄⁉️
諦めるとか後ろ向きすぎ‼️
欲しいものはいくつでも自分のものにすればいい‼️
そんな普段強めな私が、
Pくんとの恋愛に後ろ向きなのは、
歳の差という壁が高すぎるのかな、、、。
先日、Pくんと私は急遽、
話し合い第二段が開催された📣
家庭内別居から末期に向かうような生活には
話し合いが必要だった。
Pくんの中には
今の生活への疑問が生まれているような気がした。
Pくん自身かなり甘いが、
何もできていない自分に初めて
苛立ちとモヤモヤを抱えていた。
その話を聞いて、私の話の着地点は決まっていた。
Pくんには私にまだ言えてない気持ちがあるハズ。
今日はこれからの私たちが改善するべきところ
を話し合うのではなく、
Pくんがやりたいことがあるならやらせてあげよう。
今、背中を押してあげることが、
私が彼女としてPくんにしてあげられることだ。
そう思い、
私は日々の不満と
不甲斐ない自分の苛立ちを初めて話した📣
🐱Pくん、本当は私に言えてないことがあるんじゃない?
迷ってることがあるんじゃない?
🐥、、、
しばらくPくんは沈黙を続けた。
その表情は、いつも引っかかっていた
なんとも言えない泣きそうな悔しそうな顔。
Pくんは言葉にするか悩んでいる。
私は話すのを止め、Pくんが言葉にするのを待った。
しばらく経ってやっとPくんが口を開いた📣
🐥実は、、、
友達が仕事を辞めてYouTuberになるんだって。
Pくんのいう友達とは地元の親友。
Pくんの唯一親友と呼べる友達だった。
その友達とはPくんがYouTuberになると決めたとき、
一緒にYouTubeをしようという話があったのだが
友達は就職し話がこじれ、そのままになっていた。
🐱うん😌
🐥俺がYouTubeしてるのを見て、
本気だって思ってくれたみたい。
で、そいつも仕事を辞めてYouTuberになるから
今度こそ本格的に一緒にやろうか
って話があって、、、
Pくんの迷っていることはすぐにわかった。
友達は地方に住んでいる🏠
Pくんの本格的に一緒にYouTubeをするというのは
近くで、または一緒に住んで始める
ということを意味している。
ここで私と生活をしながら友達と一緒にやっていく
という意味ではない。
🐱うん😌
🐥迷ってる、、、😞
またなんとも言えない表情だった。
🐱Pくんは何に迷ってるの?
わかっていたが、私は聞いた👂
🐥そいつとならYouTubeの幅も広がって
早く成功できるかもしれない。
結局今俺、何もできてないから、
そういう環境になればもっと頑張れると思う。
🐱うん😌
🐥でもそうしたらねこちゃんと離れないといけない😭
両方ともって無理でしょ。
何かをしたかったら
何かを諦めないといけない、、、
🐱うん😌
🐥そいつとYouTubeに挑戦してみたい。
でもねこちゃんとも離れたくない😭
Pくんはまたポロポロと大粒の涙を流した😭
🐱うん😌
🐥どうしたらいいのかわからない😭
それを毎日考えてて、
何もできてない自分にモヤモヤして、、、
毎日友達から連絡きて話してるけど、
決められなくて待ってもらってる、、、
🐱だから最近コソコソ電話してたのね笑
私にそれがバレないように😌
🐥うん😭
だって今ねこちゃんパパのことで大変だし、、、
俺は男だからねこちゃんの大変なときに支えたい😭
でも何にもできてない😭
俺は何もできてない😭
Pくんは優しい子だ。
私が今父のことで手一杯なタイミング的にも
進めないのだろう。
何かを得るためには
何かを捨てなければいけない。
私はこの考え方にやっぱり共感できない。
二者択一しかできないことはもちろんある。
でもそうでない場合もある。
大切なものがあれば
どちらも手放さない努力をすればいいことは
たくさんある。
でもPくんにはそれが無理なのだ。
なら私ができることはただ1つ。
Pくんの背中を押してあげることなのだろうと思った。